Skip to content

課長島耕作

#残業をカッコよく言い換えてみる

無償の愛

 

世界は愛で満ち溢れてますね!おはようございます、ヒロです!

 

みなさん、「課長島耕作」という漫画はご存知ですか?

 

 

パナソニックがモデルとなる「初芝電器」という企業で勤める「島耕作」という人物が1980年代からバブル期を経て、バブル崩壊、日本経済成長終焉までの間に時代の波や、会社内部の派閥争い、企業間の競争等に翻弄されながらも出世の階段を上っていくヒューマンドラマです。

のちに、部長、取締役、常務、専務、社長、そして現在は「会長島耕作」と続いていくのですが、

団塊世代の企業戦士達のリアルな実態のようなものが垣間見えて現在絶賛お気に入りです。

課長になる前の、主任時代、学生時代のシリーズも出てるのですが、その中の「主任島耕作」のエピソードに、こんなのが出てきます。

 

初芝アメリカ支社から日本人の若いデザイナーの亀渕という男が東京の本社に転勤してきて、島はその教育係を任されることになります。

 

 

しかしアメリカナイズされた彼は日本の伝統的なサラリーマンの価値観を全く理解しようとせず、

 

組織と個人は契約で成り立ち、与えられた仕事を与えられた時間内に全うして契約は完了。それで対価としての賃金がもらえる。

個人と組織はそれ以上の関係でもないしそれ以下の関係でもない。

 

とばっさりと切り捨てます。(そして上のようにちょいちょい英語を絡めてくるイラっとさせられるタイプです(笑

 

その合理的で利己的ともとれる考え方に島は「組織ありき」のサラリーマンのあり方を解いて教えようとします。組織の中で働くことでミスや失敗をしても組織全体でカバーし、失敗を恐れずに思い切って仕事ができると。しかし亀渕は、

 

それは甘ったれた考えだ。そんなものは自己責任で個人の失敗は個人で償うべきでだ。

 

と反発します。

 

正論だとわかっていても納得のいかない島は悶々とした日々を過ごすのですが、ある日亀渕の担当した印刷物にデザインミスが見つかります。自費で再版をかってでるも納期の関係でその時間はなく、一枚一枚訂正をするにも一人ではとても間に合わない状況。

そこで実際にそのプロジェクトと関係のない同じ課の人間や、他の課の人間達も加わり総動員でなんとか納期に間に合わせます。

 

組織の中での働き方を初めて学んだ。自分は間違っていた。今までの自分の考え方を改めたい。

 

と涙して、亀渕は一人会社にのこり一夜を過ごすのです。

 

今でももちろん残っていると思いますが、特にあの当時の「企業戦士サラリーマン」の常識は、常軌を逸しているというのは一般的な感想でしょう。今でいうブラックです。真っ黒です。

外国人からしても驚かれるレベルの価値観であるのは間違いありません。

 

でもやっぱり、組織の中でいても完全な個人主義でみんな助け合うことも一切ないというのは何か寂しい気がするのは僕が日本人だからでしょうか?

 

しかし、会社のなかでも外でも人間関係の続くサラリーマン社会の人付き合いの煩わしさは、日本を個人主義に変えてきているところも大いにあるでしょう。ですが、それも行き過ぎれば社交性の低い、孤独な個人を増やし、やがては閉塞的な社会になっていくというリスクもあるんじゃないでしょうか?

 

なんだかんだと結構色々考えさせられてます。

 

作者の弘兼憲史氏は実際に松下電器(現パナソニック)で働いていたそうで、非現実的な部分もありながら、(女性関係とか・・・w)当時の社会の様子を垣間見ることができてなかなかおもしろいです!

 

ちなみに島は英語が得意で、ニューヨークに単身赴任したりして、日本との違いなど彼なりに色々経験していく様もなかなかおもしろいですね!会う女性会う女性みんな島と関係を持ちたがるんですけど(笑

Published inHiro

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。