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ヒロのカナダ留学期6 : もどかしさ

過去のエピソードはこちらからどうぞ!

プロローグ12345

 

さて、Episode 5でヒロのカナダでのバスキング活動に触れましたが、僕はこのことを学校の作文の課題で題材にしました。

作文のことは、

 

Essay

Paper

Composition

 

などと言いますが、「論文」とかになると

 

Thesis

Dissertation

 

と言った違った言い方になりますね。

 

僕は日本にいるときは本当に作文が苦手だったんです。夏休みの宿題の作文なんか嫌で嫌で涙流しながら描いてたのを覚えています。ですがなぜか英語で作文を書き始めたらすごい楽しい!ってなったんです。人生不思議なものです。

 

ということで「Busking = 路上ライブ」について書いた作文を提出して、なかなかいい出来だったんじゃないかと採点を楽しみにしていたんですが、帰ってきた時に訂正されている部分がありました。それが実は前回のエピソードで出てきた、

 

たくさんの人が立ち止まって聞いてくれました。

 

の部分だったんです。まあその当時の英語はまだまだだったんですが、こう書いたと記憶しています。

 

Many people stopped and listened to our singing for us.

 

そしてこのように訂正されていました。

 

Many people stopped and listened to our singing for us.

 

 

要するに僕の中でこの「for us」は「私たちのために」= 聞いて「くれた」を表現したかったのですが、

 

これいらんよ。

 

と言われて僕は先生に食ってかかったのです(笑

 

日本人として、日本語の

 

〜してくれる

 

「くれる」の部分ってすごい大事な部分だと思いませんか?僕は立ち止まってくれた人に感謝の気持ちを感じたからこそ

 

聞いた。

 

ではなく、

 

聞いてくれた。

 

と書きたかったんです。当時の拙い英語で僕は必死で説明しようとしたんです。今となってはどんな英語で説明したかまでは覚えてないのですが、必死だったのは覚えています。でもやっぱり、

 

いらんよ。

 

と言われ。

 

違うねん、分かってないねん、こんにゃろー!

 

とその当時は関西弁知りませんでしたが、こんな気分だったわけです(笑

 

カナダに到着して3ヶ月目。今から21年前の出来事ですがまだ鮮明に覚えてるのは、この時に日本語と英語の違いを本能的に理解したきっかけになったからだと思います。

 

要するに、

 

聞きたくもないことをわざわざ立ち止まってまで聞かないわけです。だったら、

 

Many people stopped and listened.

たくさんの人が立ち止まって聞いた。

 

だけでも十分伝えたいことが伝わっているんです。もちろん「わざわざ足を止めて」とか「急いでいるところをわざわざ」という風に「わざわざ〜してくれた」というニュアンスの表現はあります。

 

ですが「〜してくれた」の直訳って基本ないんだ。そして別になくてもいいんだ。と気づいたときに

 

 

英語は英語のままで受け入れればいい。

無理に日本語に当てはめようとしなくていい。

 

 

ということを理解したように思います。もちろんこれ以外にきっかけになる場面はあったと思いますが、一番印象に残ってる場面のうちの1つはこの出来事でした。

 

 

まあそれでも悔しかったです。自分が伝えようと思ってたことが伝えられない、伝わってないと思うと・・・

 

留学3ヶ月目のほろ苦い思ひ出・・・

 

To be continued…

Published inHiro

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