英語の勉強の仕方がわからない人が最初にやるべきことは?

ビジネス英語

英語を勉強したい!何から始めるべき?

前回のブログで書いた様に、目的を明確にすることは非常に大切です。漠然と英語を喋れる様になりたい、という人も多いと思いますが、やはり目的が分かっていれば何から始めるべきかも明確になります。中長期のビジョンを持って目的を考えてみましょう。

なぜ英語を勉強したいのかを考える

あなたが中学生、高校生であるなら、多くの場合「当面の目標として高校、大学受験のため」等試験合格が目標でしょう。

あなたが社会人であるなら「仕事のため、個人のスキルアップ、趣味、留学のため」等でしょう。もちろん「仕事のため」にはTOEICやTOEFL等の試験も含まれていますが、主なフォーカスはコミュニケーションツールとしての英語でしょう。

目的の種類としてはそう多くはないので、絞り込んでいくのはそう難しくはないでしょう。

例えば「仕事で使える様になりたい」という大きな目的があればそこから、「クライアントと簡単な世間話ができる様になる」や「今先輩がしている商品のプレゼンを私ができる様になる」という風に絞り込んでいけます。

性格の自己分析から最適な勉強の方向性を見出す

 

個人の性格は勉強の進め方に大きな影響を与えます。

例えば大きく分けると「感覚派」と「理論派」に分けることができます。

感覚派はシンプルにいうと小難しい理屈、すなわち文法が苦手で、単語ベースやフレーズベースで覚えるのを好みます。感覚的に文章の構成や違いを理解する能力に長けているので、文法を勉強しなくてもある程度であればパターンを見分けることができます。

更には目の前の相手との実際のコミュニケーションをノリで行うことができ、間違いや勘違い等恐れずに積極的に会話に飛び込んでいけます。文法が苦手なので筆記、読解問題などが苦手な場合が多いです。

理論派は文字通り理詰で言語を理解しようとするので、時制等に配慮しながら正しい文章で英語を覚えていきます。試験などでは力を発揮しますが、間違いを恐れ、完璧にできる自信がないと会話に積極的になれず、コミュニケーションスキルが上がりにくい特徴があります。

長期的な目で見ると理論派の方が伸び代があると言えますが、成果の実感に時間がかかると、モチベーションの低下にもつながります。一長一短ですが、自己分析でこれを理解すれば足りないものを補う勉強方法が見えてきます。

「得意」を伸ばし「不得意」のケアも怠らない

コミュニケーションが得意な「感覚派」は当然積極的に会話の中で実践的な経験を積みましょう。ですが、

「大切なのは自分の不得意分野がなにか?そしてそこを伸ばすことで確実に目標達成に近ずく」

ということを理解することです。なので「感覚派」+「理論派」のハイブリッドになることが大事だと理解しましょう。

感覚派が必要とする勉強方法

これは単純明快ですが「文法です。」感覚派の得意なことに「ものまね」があります。実際のネイティブっぽく喋ったり、表現したりすることに長けています。そしてこれの落とし穴は、

「ネイティブは多くの完全な文章で喋っていない」

ということです。これは日本人でも同じですね。簡単なやりとりなら「文章」のやり取りではなく「単語」のやりとりになることが多いです。めんどくさいですしね。伝われば良いのですから。

ですがこれは、

  • 英語では基本主語を明確にして文章を作る
  • 英語では「に行った→新宿」というふうに動詞が目的語の前に来る

この大事な2つの要素を無視してしまっています。主語を言わなければ、完全な文章を作る習慣ができず、動詞を言わなければ、動詞の活用をいつまで経っても覚えられない。更には一つの完全な文章を作る癖がつかなければ、もっとたくさんの情報を伝えたいときに意味の通じる文章作りができなくなります。

なので反射的に必要な情報だけ話すのではなく、一瞬考えて最初のうちは毎回「S + V + Oの完全な文章」で話すことを心がけましょう。

理論派が必要とする勉強方法

日本人は大抵「理論」をベースにした勉強方法からスタートすることが多いでしょう。近年は英語学習の低年齢化も始まっていますし、当てはまらないケースもありますが、本格的な勉強ではやはり文法を覚えて読み書きをメインに覚えるといった具合でしょう。

これはもちろん悪いアプローチではありません。なぜなら長い目で見ると理論を理解している人の方がより高いレベルで英語が話せる様になる可能性があるからです。逆に感覚だけの人は近い将来行き詰りることがほとんどです。

では何が足りないのか?それは頭の中でしっかり作った文章のアウトプットです。

ちゃんとした文章が作れているなら後はそれを実際に声に出して喋るという作業をひたすら繰り返すのです。加えていうなら、「理論派」の多くは間違いを恐れ、完璧な文章ができるまで口に出すのを控える傾向があります。練習ならそれでも良いですが、実際に会話する機会がある場合は、とにかくある程度不完全でも構わないので、100%の準備ができる前に口に出すことです。

感覚を養うのは実践でのみ可能なのです。

勉強するなら一石で五鳥を狙おう

 

中高生は社会人と比べて自由な時間が多いでしょうか?ケースバイケースだとは思いますが、基本中学生をすぎてくると勉強に部活、塾に習い事等忙しい日々を過ごし、すでに頭の中はキャパオーバー寸前ということもあるでしょう。

10代以降で英語習得を目指す人たちがその目的を達成するための時間を確保することは容易ではありません。いかに効率よく生産的な勉強ができるかが鍵となります。

例えばどんな教材にも大体下記の様な会話が載っていたりします。

Ken : Hi, how are you?
ケン:やあ、元気?

Jane : I’m good.  How are you?
ジェーン:元気よ。あなたは?

 

Ken : I’m great.  What are you doing today?
ケン:元気元気。今日は何するの?

 

Jane : I’m going to hang out with my nephew at a zoo.
ジェーン:甥っ子と動物園で遊ぶの。

 

Ken : Oh nice.  I didn’t know you had a nephew!
ケン:いいね。甥っ子いるんだね。知らなかったよ!

この短いやりとりでいったいどんなことを学べるでしょうか?

まずは使われている文法、単語を全てマスター

ここでは 「Be動詞の文章」「現在進行形の未来的用法」「未来形」「過去形」という様にすでにいくつかのよく使われる文法が出てきています。

現在進行形は「Be動詞」+「動詞のing形」で「今現在〜している」かを表します。

本気でこれを覚えようと思ったら、覚えられないことはないですね。そしてそれを未来形としても使えるということもここで学べます。

単語も「nephew = 甥」「zoo = 動物園」「hang out with 〇〇 = 〇〇と遊ぶ」の様な単語を覚えられます。

最強の勉強方法「音読」でリスニング、スピーキング、リーディング、発音、文法をカバー

「声に出して読む」こんなシンプルな方法で非常に効率の良い勉強ができます。

  1. 実際に読むことによって読解力の向上に
  2. 実際に喋っている様に音読することで、スピーキングの向上に
  3. 自分の発する声を聞くことでリスニングの向上に
  4. 声を出すことによって発音の向上に
  5. 読みながら文法の理解の向上に

これは私自身が留学中に一番効果のあった勉強方法だと認識しています。そしてこれは場所や時間をほぼ問われないという利点もあります。隙間時間の5分、10分でできますし、慣れてくると楽しくなります。

日々の勉強を実践するのは英会話教室

「勉強はしてるけど実践する場所がない。」

もちろんこの問題を一番手っ取り早く解決してくれるのは「英会話教室」です。中学生、高校生、社会人、主婦等幅広い層の人が集まり、比較的リーズナブルな価格帯でネイティブと英語での会話を練習することができます。

英会話教室の役割は独学やその他の方法で勉強してきたことを「練習する場所」です。そしてその練習を思う存分できる場所でもあります。

GLOBE英会話では月額¥13,400(税込¥14,740)〜対面、オンラインで「毎日2レッスンまで受け放題」さらにネイティブ率97%という業界ではまさに革命としか言いのようないようなシステムで質の高い英会話レッスンを提供しています。

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英語は数。

GLOBE英会話で是非夢の実現のきっかけをつかんで下さい。

この記事の監修・著者情報

AI英会話講師 Rosa
GLOBEのAI英会話講師のRosa(ロザ)は24時間いつでもあなたのスピーキングパートナーとなってくれます。最大のメリットは「AI講師だから恥ずかしくない」「自分の空き時間にいつでも取り組める」「アウトプットにフォーカスを置ける」ということです。日本語で解説や訂正も行ってくれます。AI講師と効率的に日常に英会話を取り入れましょう。

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